Gone Baby Gone (2007)

Gone Baby Gone (2007)
邦題/『ゴーン・ベイビー・ゴーン』



【CAST】
ケイシー・アフレック、ミシェル・モナハン、モーガン・フリーマン
エド・ハリス、ジョン・アシュトン、エイミー・ライアン
【STAFF】
監督・脚本：ベン・アフレック、製作総指揮：デヴィッド・クロケット
製作：アラン・ラッド・Ｊｒ、ダン・リスナー、ショーン・ベイリー
原作：デニス・レヘイン、脚本：アーロン・ストッカード
撮影：ジョン・トール、音楽：ハリー・グレッグソン＝ウィリアムズ
(Running Time:115 Minutes)

＜解説＞
パトリック・ケンジーとアンジー・ジェナーロは、ボストンで私立探偵として働く幼なじみのカップル。ある日、４歳の少女アマンダが誘拐される事件が発生、テレビでも大きく取り上げられ、ボストンの街は騒然となる。そして、事件発生から３日目、警察の捜査に進展が見られない中、アマンダの叔母夫婦が、街の裏側に精通するパトリックたちのもとに捜索依頼に現われる。人捜しと言っても単なる失踪ではなく、警察が捜査中の誘拐事件であり、自分たちの出る幕ではないと、あまり乗り気でないパトリックとアンジー。さらに、アマンダの母親ヘリーンにかなり問題があることが次第に明らかとなり、ますます気の重い２人。それでも叔母の必死な願いを聞き入れ依頼を引き受けた２人は、さっそく独自の人脈を使って事件の真相を探り始めるが・・・。
「ミスティック・リバー」の原作者としても知られるデニス・レヘインの傑作ハードボイルド『愛しき者はすべて去りゆく』を、監督デビューとなるベン・アフレックが映画化した社会派ミステリー・サスペンス。主演は、監督の弟でもあるケイシー・アフレックとミシェル・モナハン。共演にモーガン・フリーマン、エド・ハリス。また、誘拐された少女の母親を演じたエイミー・ライアンがアカデミー助演女優賞ノミネートをはじめ多くの賞を受賞するなど高い評価を受けた。

ゴーン・ベイビー・ゴーン [Blu-ray]

• 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
• メディア: Blu-ray

All Movie Guide
For his first time behind the camera as a director, the actor Ben Affleck has chosen a brooding, serious drama about missing children, wayward parents and idealism lost and regained. “Gone Baby Gone” is based on the novel by Dennis Lehane, who wrote the similarly themed “Mystic River,” which Clint Eastwood turned into a modern classic. If Mr. Affleck hasn’t raised his material to that rarefied level, he has taken a satisfyingly tough look into conscience, to those dark places where some men also go astray. One of the graces of “Gone Baby Gone” is its sensitivity to real struggle, to the lived-in spaces and worn-out consciences that can come when despair turns into nihilism. Mr. Affleck doesn’t live in these derelict realms, but, for the most part, he earns the right to visit.

2009 Movie Guide （★★★） 2007/115m.