American Gangster (2007)

American Gangster (2007)
邦題/『アメリカン・ギャングスター』



【CAST】
デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ、キウェテル・イジョフォー
キューバ・グッディング・Jr、ジョシュ・ブローリン、テッド・レヴィン
アーマンド・アサンテ、ジョン・オーティス、ジョン・ホークス
【STAFF】
監督・製作：リドリー・スコット、製作：ブライアン・グレイザー
製作総指揮：スティーヴン・ザイリアン、マイケル・コスティガン
ブランコ・ラスティグ、ニコラス・ピレッジ、ジム・ウィテカー
脚本：スティーヴン・ザイリアン、撮影：ハリス・サヴィデス
編集：ピエトロ・スカリア、音楽：マルク・ストライテンフェルト
(Running Time:157 Minutes)

＜解説＞
1968年、ニューヨーク。黒人ギャングのボス、バンピーの右腕として仕えてきたフランク・ルーカス。彼はバンピー亡き後、ボスの座を引き継ぎ、自らの帝国を築き上げようと決意。そして、東南アジアから純度100パーセントのヘロインを直接仕入れる独自ルートを開拓し、それらを“ブルー・マジック”のブランド名で市場へ売りさばくことに成功したことから、フランクは瞬く間に麻薬王として君臨していく。一方、ニュージャージーの警察に所属する刑事リッチー・ロバーツ。彼は、警官の汚職がまかり通っていたこの時代に潔癖な仕事を貫いていたため、周囲から疎まれ孤立していた。また私生活では元妻と養育権で係争する傍ら、司法の道を目指している。そんな彼はある時、検察官からエセックス郡麻薬捜査班のチーフに抜擢される。やがて大衆に蔓延するブルー・マジックの捜査を進めるうち、フランクの存在に辿り着くリッチーだが・・・。
２大オスカー俳優デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウが巨匠リドリー・スコットのメガフォンのもとで相対する実録犯罪サスペンス。1970年代のニューヨークを主な舞台に、独自の麻薬ビジネスで暗黒街に台頭していく男と、警官としての誠実さを武器に執拗な捜査で迫る刑事との熾烈な駆け引きをスリリングに描く。

アメリカン・ギャングスター コレクターズBOX (初回限定生産) [DVD]

• 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
• メディア: DVD

All Movie Guide
Greatness hovers just outside “American Gangster,” knocking, angling to be let in. Based in rough outline on the flashy rise and fall of a powerful 1970s New York drug lord, Frank Lucas, the film has been built for importance, with a brand-name director, Ridley Scott, and two major stars, Denzel Washington as Lucas, and Russell Crowe as Richie Roberts, the New Jersey cop who brings him down. It’s a seductive package, crammed with all the on-screen and off-screen talent that big-studio money can buy, and filled with old soul and remixed funk that evoke the city back in the day, when heroin turned poor streets white and sometimes red. Like many moviemakers (and watchers), Mr. Scott loves his bad guy too much. And by turning Lucas into a figure who seduces instead of repels, an object of directorial fetishism and a token of black resistance, however hollow, he encourages us to submit as well.

2009 Movie Guide （★★★） 2007/157m.